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Caramel 24 Carat

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2012.11.23 ブルーアイスとダ・ヴィンチの館




雨上がりの今朝は、ブルーアイスのコニファーの葉に雨滴が光ってキレイでした



@針葉樹ブルーアイスは、大変丈夫で、繊細な枝葉やブルーがかったシルバーカラーはエバーグリーン(年中枯れることなく)でとっても魅力的、小さい苗木を植えた時からほったらかしでしたが、スクスク育ち2m位に大きく育ちました
鉢植えなら、クリスマスツリーにちょうどいいかも知れないと、いつもこの時期になると思うのですが、鉢管理は水やりが苦手なので諦めています。。

街中では、そろそろクリスマスデコレーションが華やかでしょうか


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@ところで、またまたストラディバリウスのお話ですが、かの
葉加瀬太郎さんは、ダ・ヴィンチと名付けられた17211714製のストバリを、五嶋龍さんと同じNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されているらしいです。。葉加瀬さんのツィゴイネルワイゼンより五嶋龍さんの方が好きです(youtubeでの聴き比べですが)



ヴァイオリンの「f」 字孔を考案したのはレオナルド・ダ・ヴィンチという伝説もあるようなのですが。。ヴァイオリンって500年も前からの歴史があるのでしょうか!?17211714年製のダ・ヴィンチの名前の由来についてはちょこっとググってみましたがよく判らないです。。??


@そうそうダ・ヴィンチ繋がりで、夏に訪れたロワール川沿いに建つダ・ヴィンチが最後の3年間過ごしたクロ・リュセ城の写真を思い出なのでUPしておきます   ー2012.07ー 

バラ色のレンガ壁が美しい外観 
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フランソワ1世が幼少時過ごした小じんまりとした館で、ダ・ヴィンチはここで、最晩年の3年間、絵画だけでなくさまざまな発明などにも没頭した創作の日々を送ったようです

メモ
★王妃ルイーズ・ド・サヴォワは、このクロ・リュセ城で二人の子、フランソワ1世とその姉マルグリット・ドナヴァルを育てる
★レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci, 1452年4月15日 - 1519年5月2日)
★フランソワ1世François Ier de France, 1494年9月12日 - 1547年3月31日)
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モナリザが飾られた部屋からの眺め、庭の向こうにはフランソワ1世の居城であったアンボワーズ城の尖塔が見えました。。写真では見えてませんけれど
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この館へ招聘されたとき、特に傑作といわれる3作品「モナ・リザ」、「聖アンナと聖母子」、「洗礼者聖ヨハネ」を携えてきたそうな。。
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3作品の本物はルーブルに。。館内にはコピーが展示されている
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レオナルドは、交友のあった文化人を招き、テーブルを囲んで芸術談義に夢中になったそうな。。
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意外と質素なテーブルで、お塩や木の実を盛られたお皿が印象的でした

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美しい光の差し込むサロンは、ダ・ヴィンチがアトリエとして使用していた部屋で、ここで最晩年の作品といわれる「洗礼者聖ヨハネ」を完成させたそうな。。サロンの中には美しい家具調度品や金箔の施された木製のコンソールテーブル、ヴェネチアングラスのシャンデリア、オービュッソンのタピスリー、ルイ15世様式の椅子、陶器などが展示されている。。ツアーだったので後についていくのが精一杯で、全然時間が足りませんでしたわーー




時を経てきた年代物のいぶし銀のようなタピスリーが素晴らしい 
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動植物のモチーフが織られたタピスりーの真ん中に位置する建物はクロ・リュセ城かしら
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このタピスリーの人物は、ダ・ヴィンチさんでしょうか。。絵画のようですが、織物ですから凄いですね
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ダ・ヴィンチがフランソワ1世に最後を看取られながら永遠の眠りについたベット。。
前後見学者に挟まれて上手く撮れていません
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その時の様子を描いた絵
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@レオナルドは、67歳で生涯を終えましたが、永遠にその巨匠の名は光り輝いています

レオナルドに関しては今さらですが、兵器、そして戦車までも発明していたんですね
広大な、レオナルド・パークへは残念ながら行ってません
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500mほど離れたアンボワーズ城へ通ずる地下道の入り口らしい。。
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@ここで意外な事実を発見!なんと驚くことに、ずいぶん昔、戦争中であった1942年(昭和17年)に日本で「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」が開かれていたそうです!

これは1942年(昭和17年)、夏から秋にかけて上野池の端で開催された展覧会の宣伝ポスタです!

同展覧会の会期は、昭和17年7月10日から10月10日までで、某新聞の7月12日付け夕刊によると、11日に開会式が行われ、「ダ・ヴインチ展けふ開く」とあるそうな


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@当時は、太平洋戦争の真っただ中で、日本は総力戦の名の下、科学技術振興を推奨していましたので、展示品にはレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画よりも、彼の科学知識を紹介したものが多かったそうですが。。

ポスターに散りばめられたコピーというか文字群が世相を表していて凄いです!!
こんな形で、科学者デモあった巨匠レオナルドやモナリザが使われていたなんて絶句です

このポスター見てましたら怖くなりました、総選挙がもうじきありますが、戦後生まれの、のほほんと育った私たち日本人には、戦争なんて無理ですから、絶対戦争に導こうとしている右翼な人には投票をヤメましょうね

by caramel24carat | 2012-11-23 18:01 | 植物といきもの | Comments(0)
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