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Caramel 24 Carat

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カクテル




バラの季節になりました



@昨日も雨~今日はさらに土砂降りです==☂



さてさて、もう4月もお終いで、明日からは風薫る5月に突入ですが。。
バラ、カクテルが咲きだしました
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連休中ですが、誰かいますか~?誰もオランド~~!
何が言いたいのかしらん?

そうそう、安倍首相が欧州外交の旅へ、オランド仏大統領等といろいろ約束があるというので
エアーフォースJAPONで出かけられました~と、ちょこっとメモしたかっただけで。

”もんじゅ”とか”無人潜水機”とか、なにかサプライズ満載ですが!?

ところで、先日、世界遺産に登録された旧富岡製糸場は、金融センターとして、また、かつては絹織物の生産地として有名なフランス、リヨン市と縁が深いそうですが、wikiによれば、

”1855年にスペインで発生した蚕の病気がヨーロッパ全土に広まり、リヨンの絹織物産業に大打撃を与え、失業者が増大した際、日本の蚕が病いに強いこと、日本でも上質の絹が生産されていることが伝えられ、リヨンから横浜へ生糸と蚕を買い付けに来る人が殺到した。そのため生糸価格は暴騰、粗悪品が出回り、日本の生糸の評判が落ちた。需要拡大のため明治政府はリヨン近郊出身のフランス人技術者ポール・ブリュナーを招き、1872年に富岡製糸場が造られた。”

昨日、蚕小石丸が繭を作るまでの過程を初めてビデオで見ましたが、驚きでした。あのはらぺこ青虫のような
虫から、純白に輝く絹糸ができるのは、なんて素晴らしいのでしょう!
「蚕-皇室のご養蚕と古代裂,日仏絹の交流」が、2014年2月19日(水)~4月5日(土)まで、
パリ日本文化会館で開催されたようです。

ということらしく、富岡あってのリヨン、リヨンあっての富岡ということでしょうか。


そんなリヨンは、『星の王子様』で有名な作家であり飛行機家でもあったサン・テクジュペリの生誕地でもあって、リヨン・サン=テグジュペリ国際空港(LYS)及びリヨン・サン=テグジュペリTGV駅があるらしい。
彼は、郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路開拓などにも携わった。

これはまた偶然なのか、先日訪れた大温室クリスタルパレスには『星の王子様』にでてくるという
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「バオパブ」という珍しい巨木が聳え立っていました!

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作家つながりで、日本の作家『ふらんす物語』を書いた永井荷風は、日本郵船ニューヨーク支店に4年勤務後、横浜正金銀行のリヨンの駐在員だったこともあるとか。荷風の父・久一郎は官僚エリートだったらしく、プリンストン大学やボストン大学に留学経験もあったらしい。内務省衛生局に勤務した後、文部省を経て、1897年(45歳)、西園寺公望・伊藤博文らの斡旋(天下り)で、日本郵船上海支店長(明治30年4月~33年2月)なった。1900年横浜支店長に赴任する。
因みに、荷風の父・久一郎は、1912年12月30日、盆栽を雪から守ろうと庭に降りて脳溢血で卒倒し亡くなった。庭は危険がいっぱいという教訓として受け止めます~

永井ファミリー 1902年、なかなか強面のお父様   wikiより
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背景には、葉っぱの広いバナナの木?のようなものが見えます

永井荷風が、横浜正金銀行のリヨン駐在員になったのは、父の子ねだったようね。

@子ねというのは、よく言えば”絆”なのかも知れません



リヨンには、1989年以降は国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)の本部が置かれているらしい。
なんで、リヨンなんでしょうか?
by caramel24carat | 2014-04-30 11:11 | 植物といきもの | Comments(0)
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