意外だったインディゴ(藍)とシュリーマンについて
@ひさびさの雨です~
安倍首相が青い羽根をつけているのですが??
何の週間なんでしょか?
ちょうど、藍とシュリーマンのことちょこっと気になっていたので、
青い羽根にビックリしました!?
先ほど知ったのですが、ロイヤルブルーはインディゴブルーのことらしい!?
青い羽根は海軍=自衛隊のシンボルカラーなのでしょうか?
海難救助活動募金=集団的自衛権の行使容認を閣議決定した記念かしら?
印象的だった横須賀「海軍カレー」!
浜松自衛隊エアーパークのお土産屋にて 2014.1.11
@ところで、トロイの遺跡を発掘したシュリーマンですが、サンクトペテルブルクでインディゴ(藍)を商い財を成した!と知って驚きました~
ハインリヒ・シュリーマンHeinrich_Schliemann
これまでシュリーマンについてのイメージは、“ドイツの富豪貴族で、道楽で始めた遺跡発掘で、トロイやミケーネの財宝を掘り当てた”お金持ちのボンボンくらいに思っていたのですが、まあ、意外でした~牧師の家庭に生まれ、努力で功を成した苦労人、そして語学の天才だったんですね!
食品会社の徒弟からアムステルダムの貿易商社を経て、サンクトペテルブルクで藍を商い財をなし、さらにクリミア戦争で兵器をロシア軍に売りさばき、ゴールドラッシュに沸くアメリカへ渡り銀行のような仕事をし巨万の富を得たいわゆる”成り金”だったんですね!”成り金”なんていうのは失礼かな、起業精神旺盛な青年実業家だったのでしょうか。。
ちょうど同時代の人物で、日本でも同様の働きをしたジョン万次郎や大倉喜八郎や岩崎弥太郎とカブリます~大倉喜八郎や岩崎弥太郎も戦争で銃を売買した死の商人でした。
クリミア戦争と言えば、クリミアの天使こと白衣の天使のナイチンゲール
ロイヤルドルトンのバニーキンズRoyal Doulton Bunnykins
そして、天使がいれば悪魔も暗躍するのが戦争ですが、ノーベル賞のノーベルもクリミア戦争に加担していたらしい。。
ノーベルとシュリーマンも、クリミア戦争(1853年~1856年)で財を成したいわゆる死の商人でしょうか!?
【ノーベル】 アルフレッド・ベルンハルド・ノーベル(Alfred Bernhard Nobel, 1833年10月21日 - 1896年12月10日) スウェーデン人、アルフレッド・ノーベルは、ロシア軍に機雷を納入。
【シュリーマン】 ヨハン・ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユリウス・シュリーマン(ドイツ語: Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, 1822年1月6日 - 1890年12月26日)
ドイツ人、ハインリヒ・シュリーマンは、ロシアに武器を密輸し莫大な利益をあげた。この資金で発掘事業を行いトロイ遺跡を発見。
1876年にミケーネで発掘された豪奢な黄金「アガメムノンのマスク」
このマスクについては、信ぴょう性が疑われているようです。
シュリーマンの功名心から偽物を制作したのではないかと疑いを持つ考古学者もいるらしい。
ちょうど、ノーベルもシュリーマンもサンクトペテルブルクに同じころ住んでいますが、
二人の接点はあったのでしょうか?
サンクトペテルブルクで、シュリーマンが商いしていた染料としての藍(インディゴ)だけでなく、他に何かお仕事があったのでしょうか?なんとなく引っ掛かります~
青年実業家で考古学者のシュリーマンさんですが、なんと日本にも訪れているのですね!
歌川国芳の東都富士見三十六景
藍染めの着物が粋です~
歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日〈1798年1月1日〉 - 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉)、江戸時代末期の浮世絵師。
1798年、江戸日本橋本銀町一丁目[1][2](現在の東京都中央区日本橋本石町四丁目あたり)に生まれる。父は京紺屋[1](染物屋)を営む柳屋吉左衛門。
”幕末・慶応元年(1865年)には日本を訪れ、自著 La Chine et le Japon au temps présent (石井和子訳『シュリーマン旅行記清国・日本』講談社学術文庫)にて、鋭い観察眼で当時の東アジアを描写している”
世界漫遊の旅の後、1871年、トロイアの遺跡を発掘~