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カタリーナ・フリッチュの≪女性と犬≫





エルミタージュ美術館で観たカタリーナ・フリッチュの≪女性と犬≫について



@降りそうなお天気です~☁


途方もなく広く豪華なかつてのロシア皇帝の宮殿に膨大な量の所蔵品が展示されているエルミタージュ美術館を見学していた時のことです。

“赤い豪華な部屋”に何やら似つかわしくない、ヘンテコリン(失礼!)なものが置かれているではありませんか!?
正面へ回って眺めてみますと、アハ~ン!貝殻細工の“レディとプードル”{樹脂のようなものかな)
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まあ、しかし、なぜに宮殿に(そう言えばベルサイユ宮殿でもモダンアートを展示してました)?と、先へ、先へと急ぎました~
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今、ちょっと調べてみますと、この作品の制作者カタリーナ・フリッチュ(Katharina Fritsch 1956年~)さんは、ドイツ、ヘッセン生まれの著名なモダンアーチスト(彫刻家)でありました。


@ソース:AFPBB(写真あり)

昨年、2013年7月、ロンドン・トラファルガー広場にて、カタリーナ・フリッチュさんの作品[ハーン(ドイツ語Hahn:おんどり]が展示され、物議をかもしたそうです。
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“ロンドン市長は23日、同彫刻の除幕式で、「フリッチェ氏は国際的に評価されています。フリッチェ氏の巨大な青い鳥は、ロンドン市民や観光客の注目を集めるものとなるでしょう」と語った。”
一方、青いおんどりが相応しくなく違和感があると言いだした人たちもいたようです。
“1805年、ネルソン提督率いる英艦隊が仏皇帝ナポレオンのフランス・スペイン連合艦隊を破った「トラファルガーの 海戦」の勝利を記念する広場に突如、“フランスを象徴するおんどり像”が出現したことに波紋が広がったらしい。”

制作者はドイツ人女性。イギリス、フランス、ドイツと3国間の友好のモニュメントでしょうか?展示の意図はなんだったんでしょうか?
トラファルガー広場には、ナショナルギャラリーもありますから、単にロンドン市長の言うとおりのことだけなのかも知れません。が、つい深読みしたくなります~
ちなみに、作品の展示は2013年7月から18カ月間だそうです。そうするとまだ展示されているのでしょうか?(2013.7.23~2015.1.?)

ところで、タイトルのカタリーナ・フリッチュさんの作品「レディと犬」が展示されていたエルミタージュの“赤い豪華な部屋”ですが、ロシア皇帝アレクサンドル2世の皇后の寝室でした。皇后に相応しい華麗な素晴らしいお部屋でした。
アレクサンドル2世の皇后といえば、あの“血の上の救世主教会”で暗殺されたロシア皇帝アレクサンドル2世の奥さまです!年譜をみますと、1881年3月の皇帝の暗殺の日より9ヶ月前の1880年6月3日に亡くなっています。しかし、夫アレクサンドル2世皇帝は、マリアが1880年6月に亡くなってからわずか1ヶ月後に愛妾エカチェリーナ・ドルゴルーコヴァと貴賤結婚しています。まあ!
ドイツからロシアにお嫁に来てあまりなじめなかったのでしょうか。。

カタリーナ・フリッチュKatharina Fritsch さんも同じ西ドイツ生まれです。
カタリーナさんのおじいさんは、なんとカステル・フーバーFaber-Castell(色鉛筆など)の販売にたずさわっていたそうで、
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彼女の制作のルーツはFaber-Castellにあるという。

@マリア・アレクサンドロヴナ(Мари́я Алекса́ндровна / Maria Alexandrovna, 1824年8月8日 - 1880年6月3日)は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の皇后。
ドイツ名はマクシミリアーネ・ヴィルヘルミーネ・マリー・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット(Maximiliane Wilhelmine Marie von Hessen-Darmstadt)、ヘッセン大公女として生まれた。

@アレクサンドル2世の母親もプロイセン王女のアレクサンドラ・フョードロヴナでドイツ生まれ。

@マリア・アレクサンドロヴナの父親は、ルートヴィヒ2世(Ludwig II., 1777年12月26日 - 1848年6月16日)は、ヘッセン大公国の第2代大公(在位:1830年 - 1848年)。
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by caramel24carat | 2014-10-02 18:00 | 旅行・建築・アート
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