蝶とギニーとニュートンなどについて
@今日は前日午前の雨のせいかもう蚊に遭遇~☼
今日、夏椿の新緑を眺めていますと
葉っぱで休んでいるヒョウ柄の蝶を見つけました~
2015.5.17 朝
毎年、やってくるお馴染みの蝶なのですが
名まえを忘れちゃったので
過去ブログを画像で検索し名まえを調べると
ツマグロヒョウ紋でした
そうだ、今後は「妻黒豹紋」と覚えよう~
2014.7.20 の日付けになっている
ということは夏だったのか
ところで、昨日、「バショウ 芭蕉」が
西アフリカのギニア語の「指」を指す「Banana」が
中国に渡って「バショウ=芭蕉」と呼ばれたと知りました
以前に、イギリスでかつて使用されていた通貨「ギニー」は
ギニアの金鉱山で採れた金が由来であると知り
ジョージ3世のギニー金貨 1775年銘
また、あの万有引力を庭のリンゴの木から
リンゴが落下することで発見したという
偉大なニュートンさんが
あのエリザベス女王の宰相ウィリアム・セシルのバーリー・ハウスのある
リンカーンシャー州の寒村の生まれで
実は錬金術にはまってたり
南海泡沫事件で投資が失敗したり
教え子が財務大臣になったおかげで
1699年には王立造幣局長官に昇格することになった
と知り、偉大な自然科学者の別の顔を見た気がして
ビックリしました~
1702年の肖像画
“南海泡沫会社はスペイン領中南米との貿易で独占権を得て
奴隷貿易で暴利をむさぼっていた会社”
まあ、大英帝国は世界の海へ、
植物や金や銀やダイヤや珍しいものを求めて航海した
その情熱とアドベンチャースピリットに感心したのですが
今日、アジサイにも白い蝶が
ここで、昨日ギニアがふいに登場したことで
イングランドの王立造幣局長官だった
万有引力のニュートンさんと
金貨のギニーのこと思い出したというわけで
今、知ったことですが
よくTVでお馴染みのサンコンさんて
とても頭の切れる方だと感心していたのですが
なんと、ギニア出身でソルボンヌ卒の元外交官で
ワシントンD.Cで勤めたこともあるらしい
今回、改めて思い出し記憶に新しいのが
ギニア、シェラレオネ、リベリアでの
昨年来のエボラ出血熱騒動です
改めて西アフリカの地図をみながら
ギニア(元仏領)の位置関係を確認すると
ダイヤモンドの採れるシエラレオネ(元英領)と
リベリア(元米領)が並んでいる
@リベリアは自由の意味らしいですが
国旗はアメリカとそっくりというか☆1個いただいたような
デザインに唖然としました
あっ、シエラレオネはファミマのカラーかな
ギニアについてのwikiによれば
なんと、日本政府が10億円で
ギニア国土の地図を制作している
いつも咲いてる可愛いチェリーセイジ
“1974年セク・トゥーレ大統領は、日本政府にギニアの国土基本図(地図)の製作を依頼した。そして、日本政府は、10億円を投じ本島建三率いる測量隊を送り込み1978年~1983年でギニアの国土基本図を完成させた”
資源国で、シエラレオネと同じように
アルミニュウムの原料ボーキサイトや
ダイヤモンド、金も採れるらしい
“ダイヤモンドは政府と豪・英・スイスの合弁AREDORが1984年から採掘・輸出している
金は政府とカナダ企業の合弁SMDが最大採掘企業”
つい最近もエボラ出血熱に関するニュースを読みました
“西アフリカ3か国及び米国におけるエボラ出血熱の発生状況(その30)(リベリアにおける流行終息)
2015年05月11日
これまで、西アフリカのギニア、リベリア及びシエラレオネにおいて、エボラ出血熱の流行が見られており、WHOの5月6日付けの報告では、これまでの感染者数は累計で26,628人、うち死亡者数は11,020人です(5月6日以前に流行終息を発表したナイジェリア(感染者数20人、うち死亡8人)、セネガル(感染者数1人)、スペイン(感染者数1人)、マリ(感染者数8人、うち死亡6人)、米国(感染者数4人、うち死亡1人)、英国(感染者数1人)を含む)。
一方で、リベリアにおいては、3月29日以降、新たな患者の発生がない状態が42日間継続したため、5月9日、WHOは、リベリアにおけるエボラ出血熱の流行終息を宣言しました”
5月11日現在、シエラレオネ政府は全土を対象に非常事態宣言を継続しています。また、ギニア政府は、昨年8月に発出した国家緊急衛生宣言に続き、3月28日にエボラ患者が多く発生している沿岸地方5県(フォレカリア、コヤ、デュブレカ、ボファ、キンディア)及び首都コナクリを対象に「強化緊急衛生宣言」を発出し、エボラ出血熱流行の終息に向けて対策を強化しています。”
@細菌、ウィルスによる感染症は大変怖い
また蚊の季節がやってくるのも鬱陶しいですが、
奴隷貿易や金鉱で働いていた人びとも
そういった病気と闘っていたのかしら?