ホトトギスのお花が咲いたけれど
マダラの小豆色のお花と
名まえがいまいちピンとこないわ
ちょっと面白そうなスパイ映画をやっているというので
観てきました
マッシュ・ボーン監督の≪キングスマン≫
感想としては、面白かったのですが、ちょっと残念な感じ
中盤から、CGをいっぱい使った違う映画になってしまって
ちょっと戸惑った
ストーリーは、≪キングスマン≫という
ロンドンの独立系秘密諜報機関で
イギリス女王(女王の写真が壁にかかっていたのでそうなのか)
のために世界の悪と闘っている
相手の悪は、アメリカのIT富豪長者の黒人ヴァレンタイン
この方、世界は人口が増えすぎてこのまま放置しておけない
ウィルスのように増えていく人口を削減する計画を実現すべく
一見お金持ちの道楽ともおもえる
本人は至極本気で、恐ろしい野望を抱いている
そのために、全世界の人々に、無料の携帯、無料のインターネット、
無料SIMカードを配りまくる
で、宇宙衛星を使いSIMカードを起動?させる
すると、みんな暴力的になって暴徒化し自滅していく
という、呆れるような話なのだが、これって
ちょっとどころか、かなり、最近の日本の動きと被っていはいないか
日本公開日が[9.11]といのも冗談でしょうか
妄想というのは、なんでもくっつけるボンドのような働きがあって
いろいろと、くっつけてしまうので困るのですが
いつもの妄想で映画の話が、日本の現実と被ってしまった
この、IT富豪長者ヴァレンタインが無料で配る“SIMカード”が
なんだか、日本で配られる“マイナンバー”を連想する
そして、先日、安倍首相が訪問先のNYから、
なんでだかジャマイカへ行って
(ジャマイカは、英連邦王国の一つであるらしい
『007』のイギリス人作家イアン・フレミングも住んでいたことがあった
イギリス海軍の司令部が置かれ、海賊や私掠船の母港となった
首都はキングストン)
「1億総活躍社会」とかいう、へんてこな政策を言い出し
“実現に向けた取り組みを推進するための担当相を新設する”意向を
明らかにしたという
日本公開[9.11]、[一億総活躍社会]、[マイナンバー]
これらのキーワードが≪キングスマン≫を観ながら
いつもの妄想ボンドでくっついてしまった~
そして、驚くことに『キングスマン』の続編では日本が舞台と
マシュー・ヴォーン監督はインタビューに答えている
笑っちゃうでしょ、ホント、悪い冗談はヤメテ、ですね
いや、でもね、もう一つ気になるのは
ハリーが、南部ケンタッキーかのサウスグレード教会?で
(「くたばれ、アメリカ」なんてポスターが見えたが)
キリスト教原理主義者たちの教会で大暴れするのですが
先日、アメリカの大学で、キリスト教信者に向かって銃を向けた事件
も思い出したりして、またまた映画と被ってしまった
ストーリーの始まりは、とてもわくわくしたんだけれど
ロンドンのセビロの仕立て屋のお店の試着室から
エレベーターで地下奥深く降りると、超高速の乗り物で
郊外のマナーハウスへすっ飛んで行く~
そこは、素晴らしい設備が整った≪キングスマン≫の基地だった
『英国王のスピーチ』で、エリザベス女王の父親で
吃音のあるジョージ6世をやっていた
コリン・ファースも、エグジー役のタロン・エガートンも
スーツがビシッと決まっていて動きも素晴らしかったわ~
シナリオがイマイチなのよね
いろんなシーンでは
元キングスマンで働いていた父親がなくなって
その後成長して、一人前のスパイになっていくのは
ハリー・ポッターの小さい頃からのストリーに似ているし
スーツでびしっと決めた007のボンドや
バック・トゥ・ザ・フュ-チャーのマーティーのパブのシーンや
マーティーのお父さんが急に強くなって振り返り
ゴロツキをやっつけちゃうシーンなんかを連想した
以下、監督マシュー・ヴォーンさんについてちょっと調べたことをメモ
なんと、監督のマシュー・ヴォーン(Matthew Vaughn, 1971年3月7日 - )の
奥さまは、ドイツ人のスーパーモデルでシャネルにもでてたらしい
クラウディア・シファー(Claudia Schiffer, 1970年8月25日 - )
そして、マシュ・ボーンのお父様は、なんと、≪ナポレオン・ソロ≫のソロ役の
ロバート・ヴォーン(Robert Vaughn, 1932年11月22日 - )で
生まれてからズーッと息子だった時期があったらしい
メガネをかけたロバート・ヴォーンは
どことなく、ハリー・ハート役のコリン・ファースに似ているわ
マシュ・ヴォーンのお母さんは結婚しなかったらしく
マシュが、30歳ころに、父親鑑定により、いや実は、ロバート・ヴォーンじゃなくて
イギリスの貴族ジョージ・ドゥ・ヴィア・ドラモンド(George De Vere Drummond、初代セント・オールバンズ公の末裔)がマシューの父親と判明したらしい
セント・オールバンズ公(-こう、Duke of St Albans)
であるチャールズ・ボークラーク は、Wikiによれば、なんと
イングランド王チャールズ2世と愛人ネル・グウィンとの間に生まれた庶子で
1694年、オックスフォード伯オーブリー・ド・ヴィアーの娘ダイアナと結婚している
暗号の「グローブよりオックスフォード」というのは
“カジュアルでなくフォーマル”という意味らしいのですが。。
そんなわけで、マシュ・ヴォーンは、小さい頃から30歳ころまで
≪0011ナポレオン・ソロ≫のナポレオン・ソロの“スパイの子”であった!
というから、おかしいわ~
マシューの≪キングスマン≫で、スパイエージェントの秘密の入り口が
高級スーツの仕立て屋の試着室というのは
父親だったロバートがソロ役で出ていた≪0011ナポレオン・ソロ≫(アメリカTVドラマ)
と同じ設定だったのね!(洋服屋の試着室が秘密基地への入り口)
0011ナポレオン・ソロについて
国際機関アンクル(U.N.C.L.E.)のエージェント
ナポレオン・ソロとイリヤ・ニコヴィッチ・クリヤキンの活躍を描く
そう言えば、予告編で≪アンクル(U.N.C.L.E.)≫をやってました
これも、ちょっと見てみたい
“シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督最新作、
映画『コードネーム U.N.C.L.E.』が2015年11月14日(土)に公開されることが決定した。
1960年代の東西冷戦期を舞台にした本作。米ソ両国の凄腕エージェントが、国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を揺るがす凶悪テロを阻止する壮大なストーリーだ。
『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を新たな視点で映画化したスパイサスペンス大作。”
アンクル(U.N.C.L.E.)
世界の法と秩序を守る国際機関で“United Network Command for Law and Enforcement”(法執行のための連合網司令部)の略。世界各国が加盟しているが、放送当時の設定では、中華人民共和国とアルバニアは加盟していないとされていた(ソビエト連邦は加盟しており、イリヤ・クリヤキンは、ロシア人)。“uncle”でおじさん(伯父・叔父)の事でもある。
本部またはメンバー同士との交信は、初期はシガレット・ケース型、後にはボールペン型(ノック部分が伸びアンテナとなる)の無線機で、専用衛星回線を使用して行われた。交信の合図は、「オープン・チャンネルD」。(パタリロ!でパロディが使われている)
なお、番組のエンディング・クレジットでは、あたかも実在の組織のごとく、番組がアンクルの協力で制作されたと明記されている。
本部
ニューヨークの国連本部近くのビルの中にある。外観は古いが、内部は最新設備が整っている。
メンバーが本部に入るには、ビルの表通りに面した半地下にある、デル・フロリア洋服店内試着室の、秘密の出入り口を使用する。中に入ると、まずゲートの女性オペレーターから、逆三角形の認識プレートを受け取り、胸に着ける。プレートは、部門ごとに色が異なり、各メンバーの認識番号が書かれている(ソロは11、イリヤは2)。このプレートは、立ち入り毎に微量の放射性物質が塗布され、これを知らない者が未処理のプレートを着けただけで侵入しようとすると、警報が鳴る。 劇場版“To Trap a Spy”、オリジナルパイロット版“Solo”、TVエピソード“The Vulcan Affair”では冒頭シーンで侵入したスパイが警報に引っ掛かるシーンがある。