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Caramel 24 Carat

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映画のロケ地≪ルータムパークWrotham park≫




秋空に そよぐカクテル 乾杯か

カクテルの赤い薔薇が真っ青な秋空に揺れて
楽しげで可愛い~



秋晴れの日に風に吹かれてお出かけもいいな

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@ところで、映画≪キングスマン≫の基地というか本部になった
ロンドン郊外にあるマナーハウスがとても素敵でいいな~と思い
ちょっと、調べてみたmemo

画像は≪Wrotham park≫のサイトより拝借
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ロンドンのハイドパークから北に17マイル(27km)離れた
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ハートフォードシャにあり、車で30分ほどで行ける
予約して見学も可能のようだ

お屋敷は広大なルータムパーク2500エーカ(10k㎡)内にある
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撮影に使われたお屋敷マナーハウスというかカントリーハウスが建つルータムパークは
歴史あるイギリス海軍提督ジョン・ビングのプロパティだった
(John Byng、1704年10月29日 - 1757年3月14日)
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建物正面三角破風には海神ポセイドン像が刻まれている
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このプロパティの歴史を観ると、中世のころからあり、
17c~18cには、ホーキンズファミリーHowkins family、

さらに、後に、南海会社のディレクター
トーマス・レイノルズThomas Reynoldsが所有していた

当時、東インド会社株南海泡沫事件という
投機バブルが弾けたことがあって
彼はギャンブルに負けたようだ

トーマスの息子フランシスFrancisが
イギリス海軍提督ジョン・ビングに売り渡したようだ

なんと、南海泡沫事件には意外な人物がいた
当時、王立造幣局長官を務めていたアイザック・ニュートン
(Isaac Newton、グレゴリオ暦: 1643年1月4日 - 1727年3月31日)
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ニュートンというと、リンゴを落としたことぐらいしか知りませんでしたが
バブルの渦中にもいたんですね
しかも、造幣局に勤めていて錬金術に没頭していたというのも驚きだわ



プロパティを取得し、1754年、イギリス海軍提督ジョン・ビングは
イギリスの建築家アイザック・ワイアIsaac Wareと
(フリーメイスンとどこかに書かれていた)等
に頼んでパラーディオ様式のお屋敷を建て直した
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ジョン・ビングの父親ジョージ・ビングも提督で、ウィリアム3世の即位を支援し
その後は、数々の海戦に勝利して王の信頼を勝ち取った人物

ジョン・ビングはそのジョージ・ビングの息子で4男だったが
14歳でイギリス海軍に入り、父親の威光もあり
その後、1721年、ジョージ1世によって子爵に叙せられた

ジョージ1世のポートレートですが
なんと、フリーメイソンスタイルの懐手
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Portrait of King George
by Georg Wilhelm Lafontaine (1680–1745).

ちなみに、グレート・ブリティン王ジョージ1世は、王位継承者が次々に亡くなり
順繰りで54歳で戴冠したが、ドイツ名は
ゲオルク・ルートヴィヒというハノーファー選帝侯のドイツ人で
英語が喋れなかった、らしい


イギリスの貴族社会では、長男が家督(財産と爵位)を相続するので
4男のジョン・ビングは新たに自分の領土やお屋敷を獲得する必要があった

そんなわけで、1754年、ルータムパークを手に入れ、アイザック・ワイアによって
パラーディオ様式のお屋敷を建て、名まえもルータムパーク≪Wrotham park≫と変更した
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しかし、お気の毒なことに、ジョン・ビング提督は、7年戦争の初めに
メノルカ島を失い、その損失責任を負わされ、
1757年、3月14日、軍法会議で銃殺刑にされてしまった

そんなわけで、せっかくの完成した
素晴らしいお屋敷ルータムパークでの
穏やかな隠遁生活は叶わなかった
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あの啓蒙思想作家のフランスのヴォルテールさんは、この出来事を
1759年刊の小説『カンディードCandide』の中で書いている 

“この国では、他者を励ますための人殺しは、賢明である”
皮肉を込めて言っているのかしら
「Candide-楽観主義説」

天真爛漫な主人公の名まえはカンディード
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画面左下のヴォルテールさんがほほ笑んでいるわ


@まあ、パリやサンクトペテルブルグやロンドンやベルリンやジュネーブと
フリーメイソンだったヴォルテールさんて、あっちこっちに出てきてビックリだわ

ジョン・ビング亡きあとは、イギリス陸軍元帥のストラフォード伯爵
(Field Marshal John Byng, 1st Earl of Strafford)
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この方は、兄の3男の息子で、叔父にあたる4男ジョン・ビング同じ名前だ
イギリス陸軍では、フランス革命戦争やワーテルローの戦いで活躍した

なんと、フランス革命にも関わっていたというのは、ヴォルテールもいたことだし
やっぱり、ルータムパークはフリーメイソンの基地でもあったのはますます濃厚な気配

そして、ジョージ・ビング2代目ストラフォード伯に受け継がれた
(George Byng, 2nd Earl of Strafford)

後の2016.7.7の記事ですが
意外だった7代ストラフォード伯爵と白洲次郎
追記



で、つづきですが
ルータムパークはジョージ・ビング2代目ストラフォード伯爵に
受け継がれたわけですが

この方は、ホイッグ党の政治家になって、ラッセル総理大臣の時
東インド会社の管理職に就いている
なんと、イギリス東インド会社~

代々の肖像画が並んだ階段ホール
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まあ、ザッとみたので間違いがあるかもしれません
なかなか、興味深い、ルータムパーク≪Wrothampark≫の住人達




現在は、企業のイベントやランチパーティ、ウェディングやその他もろもろに
貸出されていて、評判になった映画やドラマにもよく登場している、らしい

というわけで、先日観た
マッシュ・ヴォーン監督の≪キングスマン≫でも
ロケ地として出てきたわけですが
有名なロケ地としてお馴染みなんですね



以前、観たことのあるドラマや映画にも登場している


好きな名探偵ポワロシリーズや

映画≪チャーリー・モデルカイ≫のお屋敷としても登場してた
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この映画もイマイチだったのですが、


オークション開催中のシーンの時
オークション会場の倉庫で決闘場面に
日本の鎧があって、明智光秀の桔梗紋?かもと驚いたことがあった
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以前のブログにも書いたのですが
偶然その映像を見つけたのでアップ

「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」本編映像 
フェンシング・ファイト の中からピックアップした
鎧の写っているシーン

今、見ると鎧櫃は、土岐桔梗紋か織田木瓜紋か
ハッキリしないワ

@追記、織田木瓜紋で間違いなし
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この家紋の付いた鎧櫃ですが、ひょっとして
≪Wrotham park≫の所有物で
東インド会社を経由して運ばれたものかしら?

まあ、しかし、この倉庫シーンの場所は
ハッキリとしてないし

小道具として乱闘のせいで倒れる設定について
いろいろ勘繰っても意味ないかしら

(やっぱりシーンに登場させるからには
それなりの意味を持たせているのでしょうね)











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by caramel24carat | 2015-10-08 18:00 | 本・映画・音楽
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