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Caramel 24 Carat

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織田信長のデスマスク見聞記




雲の切れ間からの冬の陽射しがいやに眩しい~


2015年を総括してみるともろもろなことがあったが
ラッキーで楽しい幸せな日々を過ごせた


そんな中、私にとって最も衝撃的な事件があった!
いや、事件と言っても犯罪に巻き込まれたとか
そんな類の出来事ではないのですが
事件とはオーバーかな

でも、やっぱり、私にとってはこれまでの人生の中で
もっとも、オドロオドロしい事件だったわ


今年の、夏も終わろうとしているころ
思いたって“西山自然歴史博物館”へ地図頼りに出かけた

ここには、ネット情報によれば
織田信長の末裔のかたが

  織田信長のデスマスク

を先祖代々受け継いで保管しているというので
見学したいと思い出かけた



“西山自然歴史博物館”というところなんですが
名称のイメージとは程遠く、雑木林のなかにある
木造の今にも崩れそうな小屋だった
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ラッキーなことに小屋の前の広場に
車を止めて降りると、ちょうど軽トラから降りてきた
小柄なおじさんがいた

なんかものすごく怪しい入り口の階段を上っていくので
周りの気配を確認しながら、その後を数歩遅れてついて行った
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もうやめようかとビビりながら、一方で頑張ってと気持ちを奮い立たせ
建物の中へ入った
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ほんと、コワいもの見たさ

「すみません~。あの信長のデスマスクがあると聞いたのですが。。」
と、中にいた先ほどのオジサンに声をかけてみた
「ほお~、まあ入んなさい~」と言われ、覚悟した

ちょうど出会ったオジサンこそ
“西山自然歴史博物館”の館長西山氏だった
まあ、ラッキーだったわ~


しかし、なんとも言えないオドロオドロしい横溝正史の世界に迷い込んだような
恐ろしいものが部屋の壁から天井までビッシリ埋め尽くしている
一体全体なんなんだ、何が自然歴史博物館なんだ!
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と、内心はブツブツ文句いい、あー神様仏様助けての心境

心ここにあらずで、一刻も早くその場から脱出したい一方
こんな恐ろしい思いをしてるのだから見ずして帰るのも
割に合わないと、自分を励まし運よくば見せてもらおうと

のらりくらりお話になる西山さんと話を合わせた
いろいろお話になるが上の空な私
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途中、「どうして来たの?」と問われ
「信長は、立派な日本人離れした顔立ちをしているので
西洋人の混血じゃないかと思って確かめたかった」

と答えると
「あはは、当時は体格も顔立ちも立派だったのは珍しくない」
「本能寺でも自分の首をはねたくらいの力があった」
「むしろモンゴル系だ」

みたいなことおっしゃっていた、たぶん。

ふと、じゃ見せてあげようと言ってくださったもんだから
「ほんとですか!」と思わず小さく叫んでいた

で、ものすごくあらゆるものが散乱している部屋を
首を回しながらぐるっと眺めた~

まあ、奥に部屋があるようにも思えないけど
どこにあるんだろう?と疑心暗鬼ながら姿勢を正してますと

西山さんは立ちあがり
私が半ば腰が浮いて座っていたソファの
横にあった台の布をサッ~と払った

デスマスクは画像右下、黄色の布がかぶさっていた
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びっくり仰天!先ほどから座っていたすぐ側にあった!

「拝まないとね」といわれ、習って手を合わせた

箱のフタを開けると怪しく鈍い黄金色に光る
信長さまのデスマスクが現れた!

立ちあがり横に立ち、一瞬息をのみ
気を取り直してマジマジと見つめた

眼は閉じているものの、とてもリッパな面構えでした
マスクは意外と大きく鼻は高く品のいい形だった
表面が、黄金でメッキされているためか
肌がツルンとした印象だった

この画像はネットからの拾いもの
(写真禁止でした)
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“う~~~ん!?”

本物か、いやニセモノか?興味シンシンですが
それなりの、根拠があるという

それは、信長が自分の首をはねたあと
黒人の家来弥助が持ち去ったらしいのですが
(前田玄以が受け取り、岐阜の加藤市左衛門が制作らしい)

@当時のポルトガル領モザンピーク出身の弥助は
イタリア人宣教師ヴァリヤーノに連れられて
信長に合ったあと、お気に入りの家来になった


信長の首のデスマスクを制作した時に使った土が
特有の性質を持っていて
その土は、〇×の辺にしか採れないらしい

“サラサラなんだけれど固めるとすぐ硬くなる”
だったかな。。

@肝心のその辺のところ忘れてしまっているわ

帰り道を走っている時、道標があって
土岐へはすぐ近くだったので
「土岐」あたりの土のこと言っていたのかもしれない
あやふや。。

信長のデスマスクを一目みたあとはどういうわけか
スーっと気持ちの高ぶりが引いていき
心ここにあらず抜けガラ状態~

これで、この場を抜け出せる!と思ったのね

@土岐といえば本能寺の変の謀反の主犯明智光秀の地元
「西山自然歴史博物館」とは目と鼻の先のご近所になる


五つ瓜に唐花、織田木瓜、織田瓜
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この織田木瓜紋は
以前、映画ジョニー・デップ主演『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』で
オークション会場の裏の倉庫での決闘シーンで
鎧装束がでてきたのですが、織田紋が付いてました



今の世の中に、こんな時代に取り残されたような存在があるなんて
ホント不思議なところだった

とにもかくにも、なぜか”西山自然歴史博物館”がその場にあり
また、末裔がそこに、今なお先祖代々のものを後生大事に保管している

織田信長のデスマスクが本物だろうが偽物だろうが
真贋云々についてはハッキリとは分からない

しかし、それら諸々の存在すること自体は紛れもない事実で
疑う余地がないこと、なんだから。。

お礼を言ってそこを後にした時
英霊は静かに眠ったままにしておいた方がいいわ

と、深~い溜息をしながら、とにかく目的達成できたことに
安堵しながら、立ち去りました

帰り道寄った土岐アウトレットにて
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@と、そんなわけで、今頃になって思い出しメモ
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by caramel24carat | 2015-12-20 15:18 | 歴史・人物
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