風わたる 天女の羽衣 たなびく空
今朝の空
薄いベールを広げたような雲が広がっていて
天女の羽衣のようでしたわ~
見下ろせば、アマドコロノの葉っぱに
天然パールがキラキラと光っていたw
ところで、先日、ル・コルビジェの国立西洋美術館が
世界遺産登録へ、というニュースが流れてましたが
その収蔵品に、モネの≪霧のウォータールー橋≫の連作がある
こちらは1902年製作
先日、名古屋市美術館へ行ってきましたが
同じ場所で、数年前、エルミタージュ展が開催され
その連作シリーズ、モネの≪霧のウォータールー橋≫の
エルミタージュ所蔵版を鑑賞したことがありました
(こちらは、一年後の1903年製作)
そして、一昨年、念願かなってロシアへ行ったとき
サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館で
再び見てきたのですけれどね
サンクトペテルブルグ、エルミタージュにて 2014.8
モネの≪霧のウォータールー橋≫ 1903
その時、撮ったものですが、ガラスが反射して、曖昧模糊が
さらにワケわかんない
西日の差す窓際に展示されていたんだけれど
最初見たき、よくわからなかったわ
キャプションみて、ああ~そうなんだと
半ば、興ざめしたなまなざしで眺めた思い出があります
美術品は展示の仕方で印象が全く違うのですね
名古屋市美術館では、照明を落としたもっとうす暗い部屋で
バラ色の曖昧糢糊とした作品がとても素晴らしく見えました
ところで、国立西洋美術館は、松方幸次郎がコレクションした
膨大な美術品の中から、フランス政府より返還されたものが
核になっているという
1951年、サンフランシスコ平和条約で吉田首相とフランスの外務大臣の
返還同意によって、1959年、そのコレクションを収蔵展示するため
ル・コルビジェによる美術館が建設されたという
いわゆる、≪松方コレクション≫と呼ばれたものは
膨大な数だったらしい
日銀を創設した松方正義の御曹司だった
また、川崎造船の社長でもあった松方幸次郎は
何度かの欧州での買い付けの際
3000万円の用意があったらしい
今なら、300億円というから、びっくり仰天だわ
名だたる印象派の作品も大人買い、というか
爆買いだったのでしょうか
晩年のモネには直接会い、ジヴェルニーのお屋敷に出かけ
購入したらしい
@そういえば、都知事の舛添氏も
ひょっとしたら、舛添コレクションを
所蔵、展示する美術館構想があり
都内の物件を物色中だったりして
なんてこと、ふと思ったわ~
それにしても、松方幸次郎という人物
桁外れな方ですね
♡
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