いいお天気になり気温も上昇~☀
公園の桜は蕾のまま
マグノリアがまだ咲いてました
❀
NY
五番街
597 Fifth Avenue
夕暮れ時
なにやら雰囲気のある
窓ガラスのアールの美しい建物に遭遇
現在はSEPHORA(化粧品)のお店
見上げますと
≪Charles Scribner's Sons ≫
と読めます
ちょっと調べてみますと
チャールズ・スクリブナーズ・サンズ
という
NYの老舗出版社の社屋だったボザール様式のビルでした
アメリカって
「○○さんと▽▽さんの会社」というような
ヤング&ルビカムとか
2つ名前の並んだ会社名ってよく見かけますが
チャールズ・スクリブナーズ・サンズ
は初めて聞きました
(もともとちっとも詳しくないですけどね)
1846年創業の出版社で
1912年~13年に
マンハッタンの5番街の597番地に
スクリブナーの書店として建てられたらしい
アーネスト・フラッグ設計のボザール様式
建物の上層階の前壁面の円形メダルに
Benjamin Franklin,
William Caxton, Johann Gutenberg,
and Aldus Manutius.
4名の人物のレリーフが飾られている
それぞれのWiki読みますと
出版社ならではの歴史上の厳選された人物で
出版社としての
意気込みと情熱が感じられます
1846年創業の
チャールズ・スクリブナーズ・サンズは
もともと本社社屋は
1893年に建てられたニューヨーク市の21番街にあり
1913年の新社屋完成後に移転
老舗名門出版社であるということですが
Charles Scribner's Sons のサイトによれば
名編集者のマックス・パーキンズという方が
フィッツジェラルドやヘミングウェイを見い出した、という
フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』
(映画化された『華麗なるギャツビー』)や
発行日 1925年4月10日
| フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド Francis Scott Key Fitzgerald |
---|
発行元 チャールズ・スクリブナーズ・サンズ
映画『華麗なるギャツピー』ってありましたが
見そびれて未だに見てません
観てみたいわ
ちょっとメモ
(5月公開の『カフェ・ソサエティ』観てみたい)
☕
ヘミングウェイの『日はまた昇る』も
ギャツビーの翌年に出版されている
日はまた昇る
The Sun Also Rises
発行 1926年10月22日
発行元 チャールズ・スクリブナーズ・サンズ
ヘミングウェイの出世作
”1926年10月22日『The Sun Also Rises』というタイトルで
スクリブナーズ社から5,090部の初版が刊行され
1冊2.00ドルで発売された。
Cleonike Damianakesがブックカバーのデザインを担当し
古代ギリシャ風の装丁を行った”
”1925年7月には自身と妻に加えて、小説家のハロルド・ローブ、小説家のドン・スチュワート、イギリス人女性のダフ・トゥイズデン、ダフの婚約者であるパット・ガスリー、少年時代からの親友のビル・スミスの7人で再びパンプローナを訪問した
8月18日にはスペインからパリに戻り、9月末にシャルトル大聖堂を訪れた際に「日はまた昇る」というタイトルを思いついたとされる[7]。この小説は1926年3月頃にほぼ完成し、4月にはニューヨークのチャールズ・スクリブナーズ・サンズ社の編集者マックス・パーキンズに原稿を郵送したほか、出版社を紹介してもらったF・スコット・フィッツジェラルドにも助言を求めた[7]。
この名編集者M・パーキンズの映画が
ジュード・ローとコリン・ファース主演であるようなのですが
これも観てみたい
追記
映画『ベストセラー』(原題)Genius
2016年制作
当時の書店の様子
優雅なアイアンの手すり
図書館のように整然としてますね
現在は
ニューヨークの大手書店
バーンズ アンド ノーブルの傘下のようです
日本の出版社も
そろそろな
感じもしますが
♡