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Caramel 24 Carat

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2017年 09月 04日 ( 1 )

邸宅美術館フリック・コレクションのアングルの≪ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像≫



9月入りし もう4日ですね~薄曇り


昨夜は冴え冴えとしたお月さまが輝いてました
(9月6日が満月なので少し欠けてました)


バタバタしているとブログ脳にリセットするのに
ちょっと静かに瞑想でもしなくちゃならないわ


ところで

先日のTVドラマ『黒革の手帖』の放映はなかったので
ガッカリでしたが
なんと主演の武井咲さんがその日の報道で
ご結婚されたようで
ほんとビックリしました!
さらに来春には早々に赤ちゃん誕生らしく
「母子手帳」もお持ちのようです




2月の話ですが

NY,五番街70丁目の角に
邸宅美術館フリック・コレクションがありました
(2or3階建て)

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館内の中庭は撮影可で
その他は禁止だったものだからついつい
書きそびれていました



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2月だというのに
中庭にはキレイな白い花が咲いていて
観終わったあと
お花眺めてましたら
ついついベンチで居眠りしてしまいました~



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ここフリック・コレクションには
あの日本で人気の高い
フェルメールの作品を3点所蔵している

≪中断された音楽の稽古≫

≪夫人と召使≫

≪士官と笑う娘」≫


これら3点のフェルメール作品
たぶん見たとは思いますが
あまり記憶に残っていない

それより


新古典派の巨匠
ドミニク・アングルの
≪ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像≫がありました

中庭よりパシャ
ドアの向こうにチラッと見えてます
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≪ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像≫
(Comtesse d'Haussonville) 1845年
(La Vicomtesse d'Haussonville)
Jean-Auguste-Dominique Ingres (1780−1867)


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ブルーのシルクサテンのドレスが美しいし
後ろの濃紺のあたりに並べられた詳細なモノが
興味深いわ


(画像はWikiより引用)

ドーソンヴィル伯爵夫人は
1845年当時26歳

1836年10月10日に
フランスの外交官で政治家の
ドーソンヴィル伯爵ジョゼフ・オトゥナン・バーナード・ド・クレロン
と結婚した

ドーソンヴィル伯爵はフランスアカデミー会員で
名門貴族なのだそうだ

彼女の名前は
ルイーズ・アルベルティーヌ・ド・ブロイ
(1818年―1882年)

(ということは今から200年ほど前に生まれた方なんですね)

1818年5月25日に
ルイーズは
フランスの政治家であった
ブロイ公アシル・レオンス・ヴィクトール・シャルル・ド・ブロイの
娘として生まれる


1836年10月10日に
外交官で政治家のドーソンヴィル伯爵
ジョゼフ・オトゥナン・バーナード・ド・クレロンと結婚

1843年に
長男のガブリエル・ポール・オトゥナンが誕生

1869年に夫のドーソンヴィル伯爵がアカデミー会員になる

ルイーズは自由主義で独立心が旺盛で文学や音楽に関心が高く
バイロンの伝記も執筆した
とても知的な女性だったようです

ルイーズの実の弟は政治家で
第34代と第39代の首相や外務大臣を務めた

第4代ブロイ公爵ジャック=ヴィクトル=アルベール
(1821年6月13日~1901年1月19日)

このルイーズの弟ジャックの奥さまがポーリーヌというが
ポーリーヌ・ド・ガラール・ド・ブラサック・ド・ベアルンは
(まさに貴族らしい長ったらしい名まえ)

第4代ブロイ公ジャックと
1845年6月18日
結婚している

ルイーズの義理の妹となったポーリーヌは
ブロイ公妃となった

そのポーリーヌの美しい肖像画を
アングルが描いている

≪ブロイ公妃ポーリーヌ・ド・ガラード・ド・ブラサック・ド・ベアルン≫
1853年制作
(28歳)

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ブロイ公妃ポーリーヌ(1825年―1860年)
(なんと35歳で没)

レースやブルーのシルクサテンのドレスが
ほんと美しい
質感が見事に描かれている
ブルーと椅子のゴールドとの対比も素晴らしい

身につけている
ゴールドのアクセサリーや宝石類も見事

名門貴族の公妃としての上品な美しさや豊かさが表現された夫人だが
アングルならではの物思いに憂うるポーズが
未来をフッと予言しているかのようだわ

ブロイ公妃ポーリーヌ・ド・ガラード・ド・ブラサック・ド・ベアルン 

1825年に生まれる

1845年6月18日に
ルイーズの弟であった
オルレアン王朝派の政治家で歴史家の
ブロイ公ジャック・ヴィクトール・アルベール・ド・ブロイと結婚

アングルの肖像画は1853年制作
ということは
ポーリーヌ28歳


ブロイ公(duc de Broglie)は
イタリア、ピエモンテに起源持つフランスの貴族で
ブルボン朝時代の1643年にフランスへ移住したらしい
フランスではあまり見られない姓らしい



前回

ギメ美術館のエミール・ギメの父親
ジャン=バティスト・ギメ(1795-1871)が
人工のウルトラマリン(ギメ・ブルー)を
1826年、発明したと知りましたが

フェルメールは
天然のアフガニスタンで採れた高価なラピスラズリの粉末の
天然顔料ウルトラマリンを多く使っていることで
大変有名ですが

ドミニク・アングルの上記の
肖像画2枚は
人工のウルトラマリンが使われた
という情報もありました

1845年のルイーズの肖像画のドレス
1853年のポーリーヌのドレス

美しいブルーのドレスは高貴な佇まいが感じられて
ほんとうに素敵です






ここフリック・コレクションは
ピッツバーグで石炭のコークスで財をなし
後に鉄鋼王カーネギーのパートナーとなった
ヘンリー・クレイ・フリックの邸宅であり


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そのコレクションを展示している


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フィフスアベニューに
面したフリック・コレクションの邸宅ですが

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ふと足元を見ますと


メイド・イン・インディアのどぶ板でした~
でもインド産のどぶ板って不思議だわ
(ほんとつまらんとこ撮ってます)

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ヘンリー・クレイ・フリックは
鉄鋼の街ピッツバーグの石炭のコークスを採る事業をやっていて
鉄鋼王カーネギーにコークスを供給していたようだ



八幡製鉄には
三池炭鉱から石炭供給していた、というし

月が出たでたあ~三池炭鉱に月がでた~♪
なんて古いね

昨夜のお月さま

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軍艦島も石炭掘っていたんですかね





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by caramel24carat | 2017-09-04 15:13 | 旅行・建築・アート