オペラ座へ
@ダラダラとなかなか終りませんが、先月訪れたオペラ・ガルニエ宮の記録。今回は、以前に『バラの騎士』を観劇しながらも、甘美な歌声に誘われて、不覚にも、夢かうつつの世界を彷徨いながら、居眠りしてしまいましたので、リベンジも兼ねて、昼間、見学してきました。
正面向かって左側の入り口前に、
シャルル・ガルニエさんかな(1825年11月6日 - 1898年8月3日)
あのナポレオンの甥であったナポレオン3世(在位:1852年 - 1870年)の第二帝政の時に建設されるが、
彼は、メキシコ出兵に失敗し、普仏戦争勃発後失脚し、ガルニエ宮完成前の1873年に、亡命先のイギリスで亡くなっている。
◇1964年完成のシャガール(1887年7月7日 - 1985年3月28日)の天井画『愛の花束』
ロシア出身の画家と、当時の文化相であったアンドレ・マルローとの出会いから生まれた、豪華絢爛な建物の内装になぜか不思議と負けていない、ロマンチックなシャガールの素晴らしい大作。
◆天井画には、14のオペラ・バレー作品が描かれているそうですが
もっといいカメラが欲しかった。。
モーツァルト「魔笛」、チャイコフスキー「白鳥の湖」、ストラビンスキー「火の鳥」、ベルリオーズ「ロミオとジュリエット」、ビゼー「カルメン」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」、グリュック「オルフェとユリディス」
ドビュッシー「ペレアスとメリサンド」、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」、アダム「ジゼル」、ヴェルディ「ラ・トラヴィアータ」、ベートーベン「フィデリオ」、ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」、ラモー(作品不詳)
書庫
シャガール以前の元の天井画