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Caramel 24 Carat

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富士山と猫と戸田号





富士山が世界遺産登録へ



@今日から爽やかな風薫る5月ですね!
富士山が世界遺産になるそうです。正式には6月。


昨年4月、清水へ行った時に撮った一枚
ちょうど、今回世界遺産に登録される富士山と、除外された三保松原の松とのツーショットです

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@ところで、昨日、モスクワで安部首相とプーチン大統領の首脳会談が行われ北方領土返還について協議が再開されましたが、その昼食会では1855年産のワインがふるまわれ、プーチンさんが「1855年は日露の通商条約が結ばれた年だ」と紹介したということです。プーチンさんは猫とかワインとか女性にも分かりやすい外交アイテムを使ってきますね!


秋田犬のお礼にプーチン大統領から贈られたシベリア猫「ミール」(2013.2月)。毛のフサフサしたシベリア猫が可愛いです!シベリア猫って大きい!抱っこしてみたいわ~

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@昨年4月に訪れた清水で、三保松原から富士山を眺めた後、フェルケール博物館へ立ち寄ったのですが、展示物を撮った写真の中に戸田号の模型がありました。プーチンさんが「1855年は日露の通商条約が結ばれた年だ」と紹介したということで、改めて戸田号について知り驚きました。
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1855年の日露通商条約締結のために下田にやってきたロシア使節プチャーチンの乗ってきたロシア軍艦(フリゲート)ディアナ号が、ちょうどその時起こったM8級の安政の大地震に遭い、荒れ狂う津波で座礁し、その後修理に向かう途中にさらに悪天候の嵐のなか回航中に沈没しました。
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乗組員500名は、戸田の人々の救援で助かりましたが、ディアナ号を失ったことで、ロシアへ帰国用のための船を新たに造船することになったそうです。日本人船大工や作業員が集められ、ロシア人乗員の設計・指導のもと技術供与を受けながら西洋式帆船を建造したそうです。その船は戸田で造られたので「ヘダ戸田号」と名付けられた日本人船大工が初めて造った西洋式帆船でした。


「ヘダ号」の進水式を描いた絵 wikiより
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“プチャーチンら48人を乗せた「ヘダ」は、1855年5月2日(ユリウス暦4月20日、安政2年3月16日)に戸田を出港、不具合個所の手直しを行うと5月8日(ユリウス暦4月26日、安政2年3月22日)に密かに日本を離れた[5]。5月21日(ユリウス暦5月9日)にロシア領カムチャッカ半島のペトロパブロフスクへと寄港、さらに航海を続け6月20日(ユリウス暦6月8日)にニコラエフスクへ到着した。そこでプチャーチンらは下船し、無事に本国帰還を果たしている。なお、小型の「ヘダ」だけでは「ディアナ」の全乗員は収容できず、他の乗員はアメリカ商船を雇って帰国の途に就いている。”

ところで、この「戸田号」は、支援の代償として完成した船は帰国後には日本側へ譲渡する契約となっていたため、ロシア政府は日本の対応に感謝の意を込めて、戸田号に52門の大砲を載せて返還してきたということです。

幕府は、この戸田号第一号をお手本として次々と建造していくのですが。。

共同記者会見を終え握手する安倍首相とロシアのプーチン大統領=29日、モスクワのクレムリン(共同)

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@今回、ここが最重要ポイントではなかろうかと思うのですが!?つまり、プーチン大統領が日露首脳会談で“1855年産のワインでもてなした”と言うのは、北方領土返還を求める日本人に、日露戦争では、ロシアの誠意を仇で返された過去の歴史があるじゃないかと思い起こさせ、さらには第二次大戦もあったが、お互い赤いワインを飲み干し、新たに再スタートしようじゃないかといった意味が込められているのではないでしょうか!?違うかしら??プーチンさんて凄い!
by caramel24carat | 2013-05-01 14:30 | ニュース・レキシ | Comments(0)
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