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Caramel 24 Carat

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ロイヤルダッチ・シェルと三浦海岸の貝殻



意外だったロイヤルダッチ・シェルと三浦海岸の貝殻について



@昨日は、外出中スコールのような激し過ぎる通り雨に遭遇しました~
車中にいたのですが、ひょっとしたら洗車機の中はこんな風かも知れない!?なんて思ったりもしました


この夏もいつもの花にやってきた、ゆったりと舞う蝶です~
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ヒョウ柄がステキ~

ツマグロヒョウモン♀
アフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する。

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@最近、ガソリン価格が高騰しています!
レギュラーで168円、ハイオクで179円、びっくりデス。
日ごとに価格変動していて中東情勢を転嫁しているのでしょうか。。


ところで、ガソリンスタンドで見かけるギリシャ神話のアポロンとかホタテ貝のシェルマークですが、好みから言えばアポロンなのですが、「ホタテのシェル」マークの意味って何なんでしょうか?とふと気になりました。。

ホタテのお刺身は大好きですが。。シンボルとしてのホタテ貝と言えば、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつでもあるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ(昨年2013年7月24日、高速列車が脱線事故を起こしている!)へ、巡礼者がホタテ貝のマークを頼りに旅をする話は聞いたことがあります。ホタテ貝は、地中海を渡りスペインへ布教活動をした聖ヤコブの象徴らしい。
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ああ~、そう言えば、安倍首相が、今年5月のGW中にサンティアゴ・デ・コンポステーラを訪問していました!
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以前ちょっと書いてました

”スペインで布教活動を終えエルサレムに帰還した聖ヤコブは、アグリッパ1世[(Agrippa I、紀元前10年? - 44年、ローマ帝国に公認された古代ユダヤの統治者(在位:37年 - 44年)に]打ち首にされ、スペイン出身の弟子2人が遺骸を船に乗せ、大海に漕ぎ出し、たどり着いたのが、現在のサンチャゴ・デ・コンポステラ大聖堂の地。聖ヤコブの遺骸が祀られている。その時、船の底にホタテ貝がいっぱい付いていたところからヤコブの象徴となったらしい。7月25日はサンティアゴ(聖ヤコブ)の日。フランス語ではホタテ貝を「聖ヤコブの貝」(coquille Saint-Jacques、コキーユ・サンジャック)”
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あらら、なかなか本題に辿り着けない~~

で、三浦海岸の貝殻ですが、ネットで検索するとほんとキレイな貝殻がたくさんとれるみたいですね!
で、そこで拾った貝殻とガソリンスタンドでお馴染みのロイヤル・ダッチ・シェルのシェルマークとは、いったいどんな関係があったのでしょうか?ということなのですが、漠然と思っていた聖ヤコブとは関係ないらしく?1871年、明治初期に、極東を目指し、イギリスから5ポンドを懐に横浜にやって来た、18才のユダヤ人マーカス・サミュエル少年が、湘南の三浦海岸で拾った美しい貝に感動し、イギリスで行商しながら生計を立てていた父親の元へ貝細工を作り送ったことに由来すると言う。
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この頃といえば、あのシュリーマンもやって来ていたではありませんか!マーカス少年はユダヤ人らしく商才があり、1876年(23歳の時)に、横浜で「マーカス・サミュエル商会」を創業し、日本の雑貨類をイギリスへ輸出したそうです。ラファエロ前派の画家たちの絵画に登場する日本の工芸品なんかは、ひょっとしたら「マーカス・サミュエル商会」を経由していたのかも知れない。
さらに、事業を拡大し、日本に工業品を輸入したり、マレー半島から石炭を輸入したり、日本のお米をインドへ輸出したりとビジネスは明治の勢いに乗じ順風満帆。このころロックフェラーが石油を掘り出し、ロシア皇帝もシベリアで石油を捜し採掘させていた。時代は石油!マーカス・サミュエルは今度は、インドネシアでの石油採掘に1万ポンド投資し「ライジング・サン石油株式会社」をつくった。

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1900年 創業当時の集合写真
ライジングサン石油設立。横浜に本社を構える。

日本に,やっかいで危険な石油を運ぶため、サミュエルは新しく石油タンカーを注文建造した!彼の石油タンカー第一号「ミュレックス号(アッキ貝)」がスエズ運河を通過し、シンガポールに航路をとったのは、1892年8月23日のことであったらしい。彼のタンカーには、サミュエル少年のビジネスの原点であった、三浦海岸で拾った貝殻の名まえがすべてのタンカーに付けられたそうだ。
まさに「わらしべ長者」ではありませんか~!もちろん並はずれた努力の人物なんでしょうけれど。
1894年、日清戦争が勃発すると、サミュエルさんの会社はフル回転。日本軍に食糧や石油や兵器や軍需物資をタンカーで供給、まさに戦争が生んだ億万長者でしょうか。クリミア戦争での、ノーベルやシュリーマンと同じですね。。

1897年、サミュエルは「シェル運輸交易会社」を設立し、本社を横浜の元町に置いた。
なんと、横浜が「シェル石油会社」の発祥の地となった!ということらしい。

「シェル石油」のロゴの変遷
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1907年、オランダの「ロイヤル・ダッチ石油会社」と、イギリス資本の「シェル石油会社」が合併して、
「ロイヤル・ダッチ・シェル」が誕生する。ロックフェラーのスタンダード・オイルに対抗するためだった。

シェルの赤と黄色のロゴマークですが、スペインの国旗も赤と黄色なんですね~
聖地サンティエゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブのシンボルであるホタテ貝は、全く関係ないんでしょうか?
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このイギリスとオランダの2社の合併を推進したのは、実はイギリスのロスチャイルド財閥だったらしい。

そう言えば、サンクトペテルブルグにいたノーベル一家ですが、ノーベルのお兄さんロバート・ノーベルは、バクー油田の利権を得て、1879年に<ノーベル兄弟石油生産会社>を設立し、ロシアにおける生産の半分を占めるまでになる。また、これら設備投資を資金面で支えたのは、フランスのクレディ・リヨネ銀行だった。

このノーベル一家の石油覇権に挑んで行ったのが、ロスチャイルドのフランス分家のアルフォンソ・ロスチャイルドだったらしい。この辺は、もう少し調べていくと面白いかも知れない。

1897年設立されたマークス・サミュエルの「シェル運輸交易会社・シェル・トランスポート・アンド・トレーディング会社」は、やはり、フランス、ロスチャイルドのアドバイスがあったらしい。

なんかだらだら長くなってしまいました~

「ライジングサン」は「日の登る国」日本のことを言っているのでしょうね~

メモ シェルHPより転載

1847年 •石油ランプ発明される

1859年 •E.ドレーク 米国で初の油田発見

1868年 •スタンダード石油会社 設立

1873年 •先代マ-カス・サミュエルがロンドンに東洋の貝殻を扱う店舗を開店。
       これがシェルのトレ-ドマ-クの起源。

1875年 •ノーベル兄弟 バクー油田に利権を得て近代的製油所を建設

1876年 •ライジングサンの前身サミュエル商会、横浜で貿易業開始。

1885年 •K・ベンツがガソリン三輪自動車を発明

1890年 •ロイヤル・ダッチ・ペトロリアム社の前身ハーグで設立

1891年 •バク-油田で大噴油続出

1892年 •新津恒吉、尼瀬で製油業を開始

1893年 •横浜平沼油槽所、神戸和田岬油槽所が完成

1894年 •日清戦争勃発

1897年 •マーカス・サミュエル シェル・トランスポート&トレーディング社設立

1899年 •石油輸入関税実施
      •スタンダ-ド石油がインタ-ナショナル石油を設立日本の石油事業に進出

1900年 、明治33年 •サミュエル商会は石油部門を独立させ、ライジングサン石油株式会社を設立(資本                金25万円)



1901年、 明治34年 •テキサスで大油田発見
              •ガルフオイルの前身 ガッフィペトロリアム

1902年、明治35年 •イラン、イラクで油田が発見される
              •日英同盟協約、ロンドンで調印、即日実施
              •テキサコの前身 テキサス石油設立
              •モービル石油の前身 バキューム石油設立

1903年、 明治36年 •サミュエル、デターディング、ロスチャイルドの3者によって、極東での販売会社アジ                アチック・ペトロリアム社設立
              •石油消費税実施
              •原油関税制定、翌年より実施
              •フォード自動車会社(米)設立
              •ライト兄弟、初の動力飛行に成功


1904年 、明治37年 •日露戦争はじまる

1905年 、明治38年 •ライジングサン石油 第2回日英同盟を記念して「同盟印ローソク」を販売。「雷神印」               「鶴亀印」なども好評
              •第2回日英同盟協約調印
               •ポーツマス条約。日露講和条約調印
               •米国セントルイスに自動車給油所誕生



1908年 、明治41年  •ライジングサン石油 ボルネオ、ラングーンからパラフィンを輸入してローソクを製                  造・発売
               •ライジングサン石油 福岡・西戸崎に製油所建設着手
               •スタンダード石油との競争激化

1909年、 明治42年  •ライジングサン石油 西戸崎製油所竣工、オランダ領インドシナ産原油を輸入精製

1910年 、明治43年  •メキシコで大噴油。世界最初の石油ガス生産
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by caramel24carat | 2014-07-20 15:00 | 歴史・人物
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