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楽園へのあゆみ





懐かしいユージン・スミスの写真「楽園へのあゆみ」などについて



@今日はまた雨~☂
土曜日が☼で日曜が☁でした



ユージン・スミスの写真「楽園へのあゆみ」
楽園へのあゆみ_b0209886_9314382.jpg

The Walk to Paradise Garden (1946年)


晴れた土曜日に、東海環状道路の鞍が池PAに車を止め高台に立ちますと
素晴らしい眺めが広がっているではありませんか!
小高い山の若葉の緑の濃淡と
なだらかな丘陵にまだ咲いてる桜桃色が霞み
遠くには池の湖面が春の柔らかな光を受けて静かに輝いている~
まるで、絵にかいたような理想郷のような里の風景でした

何度も東海環状道路は通っていて、以前から
鞍が池PAにはETCの出口がある?
とは知っていたのですが
なるほど、鞍が池公園へ行けたのですね!

楽園へのあゆみ_b0209886_1026675.png


@残念ながら、うっかり、カメラのメモリーカードを抜いたままで写真は撮れませんでした

豊田市のHPに“鞍が池公園”の詳細ありました

素晴らしい鞍が池公園にはたくさんのファミリーで賑わってました
大変手入れの行き届いた公園を散歩してますと、
すぐ近くに、“トヨタ鞍が池記念館”があって
中へ入ってみました。無料ですし。
鞍が池公園は豊田市なのでトヨタのお膝元というわけなんですね

豊田佐吉から豊田喜一郎の業績と生涯が展示されてました

なかでも国産初の乗用車トヨペットクラウンがとてもカワイイかった
楽園へのあゆみ_b0209886_91516.jpg

ティファニーブルーというか、うすいターコイズカラーがたまらんかった
こんなにおしゃれな車を60年前につくっていたなんて!

“トヨペットクラウン(RS型)
昭和30年(1955)に誕生した、わが国初の本格的国産乗用車。喜一郎の夢はこのクルマによって受け継がれ、この年を境にわが国の国産乗用車時代が始まりました。”

その展示館にはアートサロンもありまして
“エコール・ド・パリ”なんかもやっていて鑑賞してまいりました
世界のTOYOTAですからコレクションも充実しているようです

モジリアニ、ピカソ、キスリング、カシニョール等
そしてフジタの作品も2点あり
思いがけず鑑賞させてもらいました~

で、アートサロンを出て歩きだすと、なんと
記事トップに載せましたユージン・スミスの「楽園へのあゆみ」が
出口の壁に飾ってあったのです!
なるほど、なかなかニクイ演出!
出口への壁に飾っている意味を理解できれば~

もう昔、TOKYOで「ユージン・スミス展」を見たこと
そして、その展覧会のポスターにもなっていた
「楽園へのあゆみ」を買ったことを懐かしく思い出しました~

@まさに、土曜日は想定外の“楽園へのあゆみ”を楽しませてもらいました



ユージン・スミスはジャーナリストでもあり、
その一枚の写真には妥協しないアーチスト魂をももった巨匠
水俣を追ったことで有名でした

ユージン・スミス 写真「楽園への歩み」について
美の巨人がヒットしたので以下参照引用コピペ

“今日の一枚は、アメリカ写真界の巨匠ユージン・スミス「楽園への歩み」。写っているのは、木々の間を通り抜ける幼い兄妹ののうしろ姿。兄は妹の小さな手をしっかり握りしめ、注意深くその手を引いています。ほの暗い木々の間の闇を抜け出し、2人は今、光の中へ足を踏み出そうとしています。 まさに楽園を描いた絵画のように美しい一枚。 そして、伝わってくる不思議なぬくもり。
.

ユージン・スミスは、著名なジャーナリストでありながら、一方でアーティストでもありました。 撮った写真は、日々の日常や時事のニュースを追ったもの。 しかし、光と影をたくみに利用して、まるで1つのアート作品のように仕上げてしまうのです。
.

今日の一枚は、ユージン・スミスが撮影のため赴いた戦場で、砲弾を浴び生死を彷徨うほどの傷を受け、大手術を経た後に撮影されたものでした。 もう2度とカメラを握れないかも知れないという絶望の淵で彼が見たものは小さなわが子が光の中へと進んでいくうしろ姿だったのです。 そうして、この写真は発表直後から戦争で傷ついた多くの人々を勇気付け、ユージン・スミスは一躍世界にその名を広めました。 しかし、皮肉にもこの一枚が彼を苦しめることになったのです・・・”。
by caramel24carat | 2015-04-20 10:01 | 建物・アート | Comments(0)
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