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Caramel 24 Carat

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花が咲いたアジサイの挿し木と細川ガラシャの手紙と御室の仁和寺



うす曇りのちょうどいいお天気~⛅



日ごとにグリーンが濃くなってきました


そんな中
昨秋定植した挿し木のアジサイの花が咲きました

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うまくいって超嬉しい


ウッカリ名まえが。。

花が咲いたアジサイの挿し木と細川ガラシャの手紙と御室の仁和寺_b0209886_10302450.jpg



今、斑入りのガクアジサイも仕込んでます

花が咲いたアジサイの挿し木と細川ガラシャの手紙と御室の仁和寺_b0209886_10325002.jpg

上手くいきますように~

🍂

ところで

前回、南禅寺界隈別荘群の旧細川家別邸怡園(いえん)が
現在、オムロンのゲストハウスらしいと知りましたが

熊本肥後の初代藩主細川忠興の正室だった
明智光秀の娘細川ガラシャは
ウィーン・ハプスブルク家でオペラが上演されたほどの
美しくも気高い壮絶な最後でした

そんな美貌でドラマチックな生涯を送った
細川ガラシャ直筆の手紙がありました!

ものすごく美しい流麗な筆運びの手紙です

かな散らしという書き方で
その頃流行ったオシャレな書き方という

腕を大きく構えたのびやかな筆運びは
アールヌーボーたっち
花が咲いたアジサイの挿し木と細川ガラシャの手紙と御室の仁和寺_b0209886_11293197.jpg

文字の強弱、大小、墨の濃淡、行間の変化が素晴らしい
気になる文
なんて書いてあるのでしょうか?

因みに
ガラシャの小侍従に宛てた手紙で

紙は中心に折れ線があって二つに折って書かれている


国立国会図書館蔵
〔細川忠興同夫人等書状〕. 第3軸 細川忠興夫人消息

そうそう
細川忠興と明智玉が結婚し当初住んだお寺
長岡京市の勝龍寺は
なんと
806年 空海が開祖したお寺でした

空海は前に映画観てましたが
空海と言えば
四国八十八ヵ所のお寺巡りですよね



南禅寺界隈別荘群の旧細川家別邸のいえんが
オムロンのゲストハウスと知りましたが
立石一真が創業したオムロン(前身立石電機)の社名が

京都の御室(おむろ)に由来し
立石一真は熊本のお殿さまと同郷と知りました

御室の桜で有名ですが
御室のこと
ちょっと調べてみますと

そもそもは宇多天皇退位後の
お住まいであった御所のことを云うらしい

第59代宇多天皇は
888年(仁和4年)仁和寺を創建
その後、897年(寛平9年)に譲位

醍醐天皇にバトンタッチし出家し
仁和寺第1世 宇多(寛平)法皇となった

以降、皇室出身者が仁和寺の代々住職(門跡)を務めた

その後、応仁の乱(1467年~)でほとんどを焼失するが

160年後の徳川家光の時再建される

その時 建物の一部は
御所から紫宸殿(現 金堂)、清涼殿(御影堂)など
多くの建造物が下賜され、正保3年(1646年)に伽藍の再建が完了

なるほど
天皇家ゆかりのお寺だったのですね

この仁和寺の裏山では
なんと
四国八十八ヶ所の写しである札所を約2時間の行程で全て巡ることができるらしい

空海と四国八十八ヵ所との接点がありますが?

御室とは名前だけは知っていたのですが
御室=仁和寺だったのですね
皇族や貴族とのゆかりが深かったため広大な「仁和寺御殿」は
御室のサクラでも有名なところらしいので
いつか行ってみたいです



しかし
オムロン(前身立石電機)の創業者立石一真氏は
熊本から京都御室にいらして創業したわけですが
何か御室とご縁があったのでしょうか?




by caramel24carat | 2018-04-27 12:01 | 建物・アート | Comments(0)
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